「できる」にもレベルがある?!(1)~4つ段階のどこまでやるかを考えてやろう!~

◆「できる」まで練習しよう!という話をしましたが、

「できる」というものにもいくつかレベルがあります。

どのレベルまでやるか?ということを考えるだけでも、練習の量が変わるので、がんばり方が変わると思います。

ひたすらに、無限にがんばらなくてはいけない、となるとゲンナリしてしまいますよね。
ものによっては「手を抜く」というのも大切です。

 

 

◆これは記憶のレベルの違いで考えていきます。

(1)「見たことがあるぞ」レベル(familiarファミリア)
(2)「見分けられる」レベル(recognitionレコグニション)
(3)「自力で思い出せる」レベル(recallリコール)
(4)「自然と出てくる=習熟」レベル(automaticオートマチック)

セレゴメソッドという記憶術の理論の一部です。

 

おそらく「わかった!」というのがレベル1の「見たことがあるぞ」レベルになるかと思います。
これはできるできないでいえば、「できない」レベルといっていいでしょう。

だから、「できる」を目指すならばレベル2以上を目指すように頑張っていくことが大切ですね。
ならばレベル1を知ることは意味ないのか、というとそうではなく、むしろ「知ってる~!」というのは「できる」とは違うよね、ということ明確するのに役立つと思います。

 

 

◆ではレベル2「見分けられる」レベルというのはどういうものでしょう。

これは「選択問題」に正確に答えられるというレベルですね。

問題があらかじめ分かっていれば、レベル2までの学習で止めちゃうというのも手です。

 

例えば、「マリーアントワネットの出身地は?」と聞かれて、

1、フランス 2、イギリス 3、ドイツ 4、オーストリア

以上の4択で答える、というようなものです。

 

これ正解が4、オーストリアなんですが、もしこれが、

1、オーストリア 2、オーストラリア

だとまた違った違いを答えさせるものになりますね。

 

前者だと、ヨーロッパの国の中で選ばせるもの。後者はオーストリアとオーストラリアの違いを純粋にたずねるものです。

オーストリアがヨーロッパでマリーがヨーロッパの人という予備知識があれば、圧倒的に後者は簡単になります。

しかし、前者の選択肢で対策し、「オーストリア」をなんとなくしか覚えておらず、唐突に後者の選択肢を見せられたら、その人にとっては後者は圧倒的に難しくなります。

つまり、答える人の前提知識によって難易度が変わってしまいます。
出題者の心しだいで、選択肢はかわるので、ちょっと危険です。

 

要はレベル2までしか練習をしていないと、「確実に答えられるか?」は保証されないことになります。

だから、意図的に「手を抜く」ならともかく、成果を生む「できる」を目指すためには、達成するべきレベルは3以上が望ましいということになりますね。

では、次回残りのレベル3、4を説明していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です