月別アーカイブ: 2017年4月

「できる」にもレベルがある?!(2)~どこまで仕上げるか意識するのが秘訣~

◆前回の続きになりますが、レベル3は、

 

白紙の状態から思い出せる状態!

 

と、いうことですね。

 

 

◆前回の例だと、

マリーアントワネットの出身地は?⇒オーストリア!

と、一問一答形式で答えられる状態まで持っていければ勝ちです。

 

だから、例えばこのような歴史の暗記ものだと、何もない空欄から「オーストリア」と書き出す練習をまずしないと、このレベルには達しません。

この作業は、まあありていにいうと「地味で」「面倒くさい」んですよね(笑)。

そして、このレベルは一度みにつけても「すぐに忘れてしまう」という悲しい運命にさらされているんですよね。。

 

エビングハウスの忘却曲線というが有名なんですが、

1~2日後に一度、1週間後に一度、という形で「記憶のメンテナンス」をしてあげる必要があるんです。

 

お花に水をやるように、

気長に、手をかけてやらないと、いけない。

 

しかし、そういうことを知って気長につきあってあげると、結構すんなり頭に入ってくるもんです。

 

 

◆このように手をかけて、
「自力でがんばったら思い出せる」ようになるとレベル3に。

そこからさらに、自分の住所のように「何の苦も無くスラスラ」引き出せるようになるとレベル4になります。

 

これは繰り返し思い出しの圧倒的回数によって達成されますが、達成への道がそれだけだとゲンナリしますよね。

実はこれにはもう一つヒントがあって、

意味のつながり(ストーリー)があると記憶がのこりやすい!

という特性を利用するのです。

 

先ほどのマリーアントワネットの例だと、

 

(以下、エピソード)

彼女のお婆さんが、当時のヨーロッパの中心であったハプスブルク家のオーストリア女帝「マリア・テレジア」なんですね。
まず、それを知っていたらこの問題は楽勝です。

今となってはマリーの方が有名かもしれませんが、このお婆さん権力者としては当時世界随一のレベルのスーパーウーマンです。
今風にいえばマリーは「超大金持ちの女社長のかわいい孫娘」なんですね。

だから、わがまま一杯の天真爛漫に育っちゃう。

そんな彼女が嫁いだ先がお隣のおフランス。
おフランス事情もよく知らないし、何不自由なく育ったので、

「パンがなければケーキたべればいいじゃない」

と、いう言葉が出てくるんですね~。
言ったのは嘘という話もありますが、それはともかく、なんかキャラ的に言いそうという背景はにじみでています。

そして、最終的にはフランス革命でギロチンにかけられて処刑されてしまうんです。
革命がはじまり命が狙われるとなったとき、彼女は懐かしのオーストリアに逃亡しようとするんですが、あえなく捕まってしまいます。

あと少しで故郷・・というところで、捕まる運命。

「わがまま一杯」だったと考えると「ざまあ」という気もしますが、「天真爛漫」だったと考えると、ちょっとかわいそうです。

(ここまで!)

 

と、少し長いですが、こんな感じ。

このように背景を知ると、フランスの隣がオーストリアなんだな、ということも含めて、知識が絡み合って頭に入ってきます。

 

 

◆ですので、時間がないときは、
一問一答でもいいので、レベル3まで仕上げて、

時間があれば、「その知識の背景はどういうものだろう?」と
興味をもって探ってみる時間をとってみることをおススメします。

レベル4までいければ、完璧です。

ここまでくれば、
ただのテストの点数以上のものをあなたに与えてくれると思います!